ブログ平成28年理事長年頭所感 | 「障害を持っていても社会の中で自立したい」「仕事を持ち生きがいのある生活を送りたい」そんな障害者の願いを実現しようと生まれたのがオリーブハウスです。

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平成28年理事長年頭所感

平成28年理事長年頭所感

昨年は、年初よりオリーブハウスの大規模修繕、秋の千葉市福祉作業所(亥鼻福祉作業所、鎌取福祉作業所 以下「福祉作業所」と記す)の当法人への移譲の決定等大きな出来事がありました。特に福祉作業所の移譲については、法人事業の大幅な拡大と利用者の倍近い増員となります。確かにオリーブハウスはこの32年間の中で事業の拡大を積極的に行って参りましたが、それはあくまでも身内の中でのことであり、自分たちの活動の延長線の中で施設整備や新たな拠点づくりを進めてきたものです。しかしながら今回は言うまでもなく他者が進めてきた事業、つまり相手が作った土俵の中で事業を展開することであり、今までとは全く様相が違います。果たしてうまく双方の折り合いを付けていくことが出来るのか、色々な試練が待ち受けているようにも思われ、正直なところ多少の不安があります。
オリーブハウスは32年間小さな組織の中で自分たちのやりたいことをやりたいようにやってきました。その中でオリーブハウスとしての障害者福祉への考え方やそれに基づく福祉実践を形成あるいは醸成してきました。事業のベクトルについては小さなところでは多少の議論はあったものの、大道には意義は無く一つの方向性に向い進んできました。それはそれなりに良かったことであり、自己否定するものではありません。しかしながら、オリーブハウスの発展過程を省みれば、ともすればそれは独断的事業の推進という側面が見られました。福祉事業のような民主性が強く求められる事業においては、弁証法的に対立軸を有しながら事業が展開されることが理想であると思いますが、その点においては個人事業から始まったという経営体質を十分に脱することが出来ず、理想とはかなりの乖離が生じていると言わざるを得ません。率先して自らとは対立する意見や活動を取り込み、対立軸との一致点を探求していたとしたらもっと事業の幅広さや多様性を生むことができていたかもしれません。
このように考えれば、福祉作業所のような他者が行ってきた事業を取り込むということはオリーブハウスにとっては、新たな展開の創出になると思われます。今までの福祉作業所の職員、利用者、保護者、ボランティア等の説明会等において、オリーブハウスとは真逆とも受け止められる意見を聞くことがありました。肌の合わない思いを感じることもありました。しかしながらそれに不快感を抱いてもどうしようもありません。相手の土俵の中でどのように相撲を取っていくか、初めて今それが問われています。今までなかった対立軸をより良い方向に発展させることが出来たとき、オリーブハウスは個人事業的経営体質から脱却し、民主性が開花し、福祉事業者としての理想的な経営ができる法人へと昇華していくと思います。
安直な例えで恐縮ですが、今回の福祉作業所の移譲は、結婚のようなものです。それも互いよくわからないけど、共通の友人の強い勧めで一緒になったという風な形です。そう思えばこれからやり方は今までの人生の中に多くのヒントがあるはずです。なぜなら結婚生活程弁証法的な問題解決の手法が求められることはないからです。
その決め手は「マインドは柔軟であれ」。この言葉を常に忘れないことでしょう。


2016年01月14日


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